2014年07月11日

かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

7月6日日曜日、動物愛護のシンポジウムを企画・開催しました。

かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

県内でそれぞれにボランティア活動をする有志が集まり、
年明けから何度も話し合いを重ねて、企画を練ってきました。

香川県をよくしたい。
人と動物が共生しやすい場所にしたい。
そのためには、行政任せにするのではなくて、
県民のひとりひとりにできることがあるはずだ。
それをたくさんの人に伝えたい。


(一財)動物環境・福祉協会Evaを立ち上げられた杉本彩さんへ思いをお伝えし、
また同時に、企画書を香川県と高松市、(公社)香川県獣医師会にお届けし、
双方から快いお返事をいただいて、シンポジウムを実現することができました。

有志の会と動物環境・福祉協会Evaより、行政へ要望書を提出しました。
香川県 浜田知事と、高松市 加藤副市長にお受け取りいただきました。
かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

第1部、杉本彩さんの基調講演。
長年動物愛護に携わってこられたご経験からの杉本彩さんの言葉は重く、
来場された皆さんの心に、しっかりと思いを届けていただきました。
かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

第2部、トークセッション。
香川県生活衛生課から高重課長補佐、香川県獣医師会から保田小動物臨床部会長、
ボランティア団体 with animals KAGAWAから香川代表、そして杉本彩さん。
それぞれの立場から、現状やこれから取り組むべきことについて語っていただきました。
皆さんからは知らなかった、参考になった等のご感想をたくさんいただきました。
かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

ロビーでは、パネル展示を行ないました。
自由に持ち帰りいただけるパンフレットや迷子カードも設置しました。
かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

保健所から譲渡された犬や猫の、収容時の姿と今の姿を並べると変化がよくわかります。
かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

保健所に収容されるということはどういうことなのか。
かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催

かがわ“いのち”を考えるシンポジウム開催


ボランティア同士が協力すること。
行政や獣医師会とも協力できる関係を育てていくこと。
個々の取り組みも尊いけれど、協力すればもっと大きなことができる。
その考えに自信を強くした日でした。

もちろんこのシンポジウムは私たちの第一歩で、
保健所に収容される犬や猫がゼロになったわけでもありません。
相変わらず保健所には、毎日のように犬や猫が収容されています。

私たちにできることはたくさんあります。
来場されたある方から、よい試みだったと言っていただけました。
香川県でそんなことが起きているなんてしらなかった、という感想も多数ありました。
知っていただく。
共に考える。
まずはそこから、現状を変えていけるはずです。
またなにか企画して、良い未来へつなげていきたいと思います。

このシンポジウムに関わってくださったすべての方に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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